JR九州レールパス全九州|3・5・7日間の範囲・料金・交換

JR九州レールパス 全九州 · JR KYUSHU RAIL PASS All Kyushu

博多から熊本・鹿児島中央まで新幹線で移動し、長崎や宮崎にも足を延ばす旅程なら、全九州の3・5・7日間パスを比較できます。九州新幹線と西九州新幹線の指定区間が対象ですが、博多〜小倉の山陽新幹線は含まれません。

JRの公式案内 ↗

行き先と旅程から選びます

博多駅(Hakata Station)、熊本(Kumamoto)、鹿児島中央駅(Kagoshima-Chuo Station)、長崎(Nagasaki)、宮崎(Miyazaki)を結ぶJRの旅程に使います。

北部だけで過ごす日程なら北部九州、熊本から南へ移動する日程なら南部九州も候補です。全九州の範囲が広くても、利用する列車の運賃合計がパス代を下回る旅程では節約になりません。

利用資格と持参する旅券

日本以外の国の旅券を持ち、日本国外に住み、観光目的の「短期滞在」で入国した旅行者が対象です。日本語を読めるかどうかは利用資格の判定に関係ありません。

入国時の短期滞在を示すスタンプ・シールなどの証明が必要です。自動化ゲートを利用する場合も空港職員に必要な証明を相談し、パス利用中は旅券の原本を携帯します。

料金・子どもの年齢

以下は旅行会社・駅での購入について公式案内に掲載された円建て料金です。JR九州の公式オンライン価格や販売店の表示価格とは区別します。

大人は12歳以上、小児は6〜11歳です。海外旅行会社で交換券を買う場合は購入日の年齢、JR九州での購入や公式オンライン購入では利用開始日の年齢が基準になります。

5歳以下は原則無料ですが、指定席を1席使う場合は、その区間のきっぷまたは小児用パスを用意します。

JR九州レールパス 全九州:公式案内の旅行会社・駅購入価格
連続する期間大人小児
3日間22,000円11,000円
5日間24,000円12,000円
7日間26,000円13,000円

資料確認日:

開始日と連続する有効期間

選んだ開始日から連続して利用します。3日間なら10月6日・7日・8日のように日付が続き、使わない日を後に繰り越すことはできません。

旅行会社の交換券は発行から3か月以内に交換します。交換後のパスの有効日数とは別の期限です。券に記載された期限・名義・日数を照合して窓口へ向かいます。

複数のパスを購入する場合は原則として有効期間を重ねられません。北部九州と南部九州を組み合わせる場合に限り、1日だけ重なる日程が認められています。両方を同じ窓口で交換できるとは限らないため、受取場所も分けて調べます。

使える列車・対象外の交通

下関を含む指定のJR九州区間の普通・特急列車、九州新幹線の博多〜鹿児島中央、西九州新幹線の武雄温泉〜長崎を利用できます。普通車の指定席・自由席が対象です。

地下鉄・他社線・バスは含まれません。JR九州バス、B&Sみやざき、ななつ星in九州、或る列車、かんぱち・いちろくも対象外です。グリーン車は追加料金が必要で、グリーン個室を利用できる条件ではありません。

交換場所・窓口までの準備

全九州は博多・熊本・大分・鹿児島中央・宮崎など、公式一覧の指定窓口で受け取れます。博多のパス受付は7:00〜22:00、熊本・大分・鹿児島中央・宮崎は7:00〜21:00の案内です。駅全体の営業時間ではなく、パスを扱う窓口の時間です。

福岡空港(Fukuoka Airport)の国際線1階到着ロビー、Access HallのJR九州窓口は9:00〜17:00です。全九州・北部九州の交換と指定席券の受取を扱い、新規購入・変更・払い戻しは行いません。

交換券に記載された利用者全員が、交換券と旅券原本を持参します。代理人だけでの購入・交換はできません。受け取るときに対象地域・開始日・氏名を照合します。

JR九州公式オンラインで購入した場合は、QR付きの専用交換券に加え、予約時に支払った現物のクレジットカードも提示します。カードを忘れると受け取れず、バーチャルカードで購入する手順でもありません。旅行会社で購入した交換券の持参物とは区別します。

指定席の無料予約と有料の事前予約

全九州の普通車指定席は、無料予約の回数に上限がありません。満席なら座席を確保できず、グリーン車は別料金です。

現地での予約はJR九州のみどりの窓口または指定席券売機を使います。事前オンラインの有料予約は、現地の無料予約回数に含めません。事前予約サービスには対応する購入先・交換券の条件があり、どの販売店の券でも同じ手順で予約できるとは限りません。

指定席を予約しない場合は自由席を利用します。全車指定席の列車や人気の観光列車では、乗車前に座席の予約を済ませます。満席を理由とするパスの払い戻しはできません。

改札では実物のパスを使います

旅行会社の交換券は、そのまま自動改札へ入れるきっぷではありません。指定窓口で実物のパスを受け取った後、改札へパスを入れ、通過した先で忘れずに回収します。

指定席券は自動改札を通るための券ではありません。パスと一緒に携帯し、予約した列車・号車・座席に乗ります。

エリア図と現在の運行は別に調べます

下の出典から、このパスの公式エリア図を開けます。再掲載権限を前提に画像を複製せず、JR九州の原図にリンクしています。範囲の境界・対象駅を判断する図で、列車の現在運行を示すものではありません。

運休区間を含む旅程の注意

2026年10月7日に確認した公式案内では、鹿児島本線の宇土〜八代は10月9日まで運休し、10月10日始発から再開予定です。熊本〜宇土も10月9日までは本数を減らす案内です。天候などで再開日が変わる場合があります。肥薩線の八代〜吉松も不通の案内です。乗車日の運行情報をエリア図とは別に調べます。

購入先ごとの払い戻し

まだ交換していない旅行会社の交換券は購入先へ申し出ます。JR九州では旅行会社の交換券の払い戻しを扱いません。実物のパスを受け取った場合は、有効開始日の前日までに発行したJR九州窓口で申し出る規定で、円建て販売価格の10%が手数料です。開始日以降は運休を含め払い戻さない規定です。

JR九州公式オンラインで買った未受取の券などには、公式サイトで開始日の23:00までに申し出る別の手続きがあります。これを旅行会社の券の取消期限として使わないでください。Trip.comの取消・交換期限は販売オプションの契約条件を別に照合します。

購入から乗車まで

  1. 対象地域と連続する利用日を選び、通常の乗車券・特急券の合計と比較します。

  2. 利用者の旅券原本と短期滞在の証明、交換券の名義・日数・期限を用意します。

  3. 利用者全員で対象の交換窓口へ行き、開始日を指定して実物のパスを受け取ります。

  4. 乗車する列車の普通車指定席を窓口か指定席券売機で予約し、列車・号車・座席を照合します。

  5. 自動改札には実物のパスを入れて回収します。指定席券と旅券は手元に持ち、対象外の区間・交通には別の券を使います。

よくある質問

7日間を分けて使えますか?

開始日から連続する7日間です。使わない日があっても有効期間は進みます。

全九州でも博多〜小倉の新幹線は別料金ですか?

はい。この区間はJR西日本の山陽新幹線で、全九州の対象外です。九州新幹線の対象区間は博多〜鹿児島中央です。

指定席は何回予約できますか?

対象区間の普通車指定席の無料予約回数に上限はありません。満席の場合の座席やグリーン車まで保証する条件ではありません。

交換券のQRコードで直接乗れますか?

このレールパスは交換券から実物のパスを受け取って利用する商品です。指定窓口へ行き、自動改札には実物のパスを入れます。

子どもの年齢はいつ判断しますか?

小児は6〜11歳です。海外旅行会社の交換券は購入日の年齢、JR九州現地・公式オンライン購入は利用開始日の年齢を用います。

満席だったら払い戻せますか?

座席が満席で利用できない場合を、パスの払い戻し理由とはしない規定です。指定席の予約可能状況と、購入先の取消条件は購入前に分けて調べます。

出典・資料確認日

本文編集日:

地域別JRパスの比較に戻る →